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    「ヴィデブスクの上に」の世界

    • 2013.02.14 Thursday
    • 15:06
     

     僕です。今日手に取ったのはシャガールの画集で、開いたページは1914年に描かれた「ヴィテブスクの上に」でした。
     去年足を運んだ長崎県美術館のシャガール展に、このエスキースが展示されていたことを覚えています。彼の故郷であるヴィテブスクを背景に、そこに浮かぶ巨大な老人が印象的な作品ですね。そして何より、エコールドパリの画家に見受けられる、どこか詩的な恐ろしさ(漱石の言うFを伴わないf=具体的事象の定かでないそれに伴う感情)を感じます。
    1914年にパリを離れ、思い馳せる故郷に帰ったシャガールは、憧憬となっていた故郷へと帰り、この作品を完成させました。この翌年、ベラと結婚するわけですが、それ以降の愛の躍動に満ちた作品とは対照的に、ここにあるのは往来のない雪路と、どこからかやってくる森閑にやりこめられた静寂に支配されてしまった感情だと思われます。
     20世紀の劈頭、アミニスム、シュルレアリスムと、目まぐるしく移るの芸術運動の中に一貫する愛を持ち続けた彼の、その反動ともいえるような闇が、この路地の奥に息をひそめているようです。

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