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    「大穴牟知命」の世界

    • 2013.02.18 Monday
    • 12:39
     

     僕です。今日手に取ったのは青木繁の画集で、開いたページは1905年に描かれた「大穴牟知命」です。読み方は「おおなむちのみこと」ですね。
     兄弟の陰謀でやけどを負って死んだ大穴牟知命を、サキガイヒメとウムギヒメが赤貝の粉と乳汁を塗って生き返らせたとする古事記の一場面が描かれています。
     この作品を仕上げた年に、彼はその伴侶であるたねとの間に息子が生まれています。そんな中、白馬会での評価に満足しなかった彼は、その生活の荒を彼女とその両親に拭ってもらうというような環境にあって、このような主題をあえて選んだように思います。
     これを裏付けるかのように、たねが画面右のこちらを見ているサキガイヒメのモデルとなっているわけですね。そして、まるで中央に臥せる大穴牟知命が青木で、これを助けているように見えるのです。
     ラファエル・コランに師事した黒田清輝に学んだ青木繁。日本の西洋画文化に大きく貢献する作品を数多く遺した彼の不遇と葛藤が打ち付けられた作品ではないでしょうか。

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