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    「青衣の婦人」の世界

    • 2013.02.23 Saturday
    • 05:59


     僕です。今日手に取ったのはコローの画集で、開いたページは「青衣の婦人」です。
    コローは遅咲きの画家で、本格的な画業のためにローマへ赴いた時分、彼は既に29歳でした。
     当時の画壇は専らロマン派の台頭を許しており、のちに迫るレアリスムや印象派は、その影さえも存在していません。
     しかし不思議なことに、彼の作品には主題においてレアリスムが、画風において印象派の色彩感覚が生きています。そして僕はこの「青衣の婦人」に、二十世紀を代表する芸術家である、ピカソの到来すら感じることができました。
     ピカソの初期の作風は、青の時代と呼ばれる作品群にみてとれるような、どこかメランコリックな青に支配されたものが中心でした。そしてこれら中に見て取れる暖色と青の織り成すキアロスクーロが、このコローの婦人画にも確かに生きているものと思うのです。
     様々の芸術運動を先取りしたかのような彼の作風は、その一生を通じて貫かれています。これは西洋画家にあっては稀なことであり、彼はこのことを冗談半分に、「世界にはソクラテスとキリストとコローの三人しか賢人はいない」と語っていたりして、静謐な作風とは対照的な性格だったことも伺えます。

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